【PS Vita】朧村正


oboro

ついにVITAさんが長年の眠りから覚める時が来ましたよ!

本作は2009年にWiiで発売されたゲームの移植版です。
所謂「横スクロールアクション」というやつで、軽快なアクションと世界観で当時の評判もかなり良かったと記憶してます。
VITAの液晶に合わせてグラフィックの修正をしたり、単純なベタ移植ではなく頑張ったみたいです。
当時から買おう買おうと思いつつ月日ばかりが経ってしまったのでちょうど良いタイミングですね。
VITAさん!もう朝ですよー!

まずプレイしてみての第一印象はとにかくグラフィックが綺麗!
VITAで前回買ったソフトがグラフィックボケボケのミクさんだったこともあってか、とにかくその鮮明さに驚かされました。
ロンチのアンチャーテッドを見た時もそこまで感動は無く、むしろ意外と汚いな・・・と思っていたのですが、VITAはこういう発色の良いアニメ寄りな画が得意なんですかね?(詳しくは良く分からない)

それに「和」の世界観が素晴らしいです。
前述の美麗グラフィックと相まって海・山・城・竹林の様な日本の風景が色鮮やかに再現されています。
またパワーアップや回復に必要なアイテムに「食事」というのがあって、「茶屋」や「自炊」することによって手に入るのですが、これがなんとも美味しそう。
蕎麦に寿司に鍋、わらび餅、饅頭、水羊羹。とにかく美味しそう。
空腹時や深夜にプレイするのはちょっと危険。
別に回復の必要が無いのに、茶屋に立ち寄ってしまうし新しいレシピや食材が手に入ると作ってみたくなります。

もちろんアクションの操作性も抜群で難易度も腕前に合わせていつでも変更可能、セーブも一瞬で終わるのでとても快適にプレイできます。

ここまでひたすら褒めてきましたが、気になる点もいくつか・・・

アクションゲームなのですが、RPG要素もあり敵との戦闘がエンカウント方式です。
マップ移動中に突然エリアが制限され、敵との戦闘になります。
これは普通にマップに敵を配置するだけではダメだったのかな・・・。
まとめて敵が出てきて、それをバッサバッサと斬り倒すのアクションをさせるためだとは思うんですけどね。

そんな仕様からか戦闘以外では刀を抜くことすら出来ないというのも気になりました。
やっぱり新しく手に入った刀は素振りしたいじゃないですか。
敵がいなくても移動中にブンブン振りながら走りたい。
でも、移動中はジャンプと刀変更くらいしか許されないので、長距離移動の際は手持ち無沙汰になってしまいます。

最後にマップ移動ですかね。
どこに移動するにもとにかく走り続けるしかないので結構しんどい。
ストーリーを追うだけなら順番に移動していくだけなのですが、取り逃した要素まで戻ろうと思うと一苦労。
ただ、今回はWii版からの追加仕様でクリア後は祠同士で瞬間移動できるようになってるのでその辺はクリア後のお楽しみということにして、ひたすら進めるのがよさそうです。

不満点もありますが、どれも気にするほどではなく携帯機でこれだけのグラフィックと世界観、アクションが楽しめるなら十分だと思います。

所詮ゲーム、されどゲーム。
ゲームから日本の良さを再認識させられました。
日本て美しい!

PS Vita 朧村正公式サイト

dragon様のひとこと
これクリア後の祠移動無かったら苦行だろ。Vita版からはじめて正解だったわ。


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