株はじめました（バーチャル編）

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たいした貯蓄があるわけでもないのですが、利率の低い銀行にお金をずっと置いておくのってどうなんだろう？
という疑問をずっと抱いていて、何か小額から出来る資産運用みたいなものを探してたんですが、どれも怪しかったり内容が理解できなかったりで手を出せずにいました。

その中でも、株なんてのは意味不明の最たるもので、株価のニュースとか謎の折れ線グラフとか「それがなんなの？」程度の知識しかなかった僕が、株をはじめた話です。

以前から株の仕組みに関しては勉強してきたのですが「サルでも分かる」みたいな解説を読んでもサッパリ分からない。
それに「大儲けした」とか「大負けした」とか、そういう話が飛び交う時点で胡散臭い。
とても資産を投資するにはリスクが高すぎる・・・そう思っていたんです。

では、なぜそんな印象を持っていた株を始めることになったのか。

ここまでの前置きからして、おそらく一番読み手の興味をひきつける序盤の山だと思うのですが・・・

「えーと・・・なんとなく」

という理由ではじめたんです。本当にごめんなさい。

でも、これではあまりにも酷いので、やや無理矢理に理由付けをすると

1.これをきっかけに、もういい大人なので経済の流れとか勉強したかった。
2.堅実にきちんと勉強してやれば、運だけのギャンブルとは違ってある程度見分けがつく。
3.最近景気が良くなってるから株を始める人が増えたと聞いた。

と、無理に理由付けをしてもよく分からない感じでスタートしたのです。

さて、株を始めるには証券会社に口座を開かなくてはいけません。
これがまた種類が多くてわけが分からない。
手数料のコースが豊富だとかPTSがどうだとか。
比較サイトとか見たけど、そもそも比較してるものが分からないからどうしようもないわけで・・・

なので、いきなりの口座開設は一時保留にして、まずは株のゲームをやってみることにしました。
適当なキーワードで検索をかけて出てきたのがこちら。

「株初心者から達人まで　無料で遊べる投資ゲーム -トレダビ-」

完全に無料で、1000万円の架空資金を基に実際の株（東証（マザーズ含む）、大証）の売買体験ができます。
ただし、20分遅れのデータを利用するのでデイトレードには向かないのでご注意を。
ランキングみたいなものもあって景品ももらえるらしいですが、その辺はどうでもいいです。

とにかく、用語も買い方もルールもいまいち分かってないけど、やってみないことには始まらない！！
そんな思いで、ゲームから入ることにしました。

まずは銘柄選びから。
どの業界が景気がいいとか、次の政策に盛り込まれてる業種がどれだとかいろいろ考えないといけない”らしい”のですが、そんなこと知ったこっちゃないです。
とりあえず、自分の好きなゲーム会社とか、なんとなく折れ線グラフがいい感じだなと思ったもの（実際は全く分かってない）を基準に適当に買ってみました。
買うといっても「はい買いまーす！」というわけにはいきません。
単元株数とか成行、指値、逆指値・・・ここでもわけの分からない言葉ばかり。
でも、安心してください。
このサイトには、そういう用語を解説してくれる初心者モードがついてます。
いざとなればgoogle先生もいます。
初めてなんだから知らなくて当たり前。とにかく調べまくって、ようやく買うことが出来ました。
といっても、この時点ではほとんど理解しておらず、とりあえず適当に選んで「購入」ボタンを押してました。
どうせ自分のお金じゃないし！
でも、バーチャルと言えど最初は怖くなってしまい最低取得数のみの購入にとどめてました。
バーチャルなのに超堅実。
予算は1000万円あるのに、買ったのは100万くらいでしたからね。リアル！

とにかく無事？株の購入も完了しYahoo!ファイナンスなんかで株価をチェックしながらゲームを進めました。

しばらく経ってから見ると、いきなりマイナス。
そんなに甘いものじゃないと分かっていながらも含み損数千円ってだけで、ちょっとへこみました。

その後もしばらくは堅実に続け、数千円のプラスになったりはしていたのですが、やはり自分のお金ではないので慎重さにも欠け、ネットの掲示板で勧められていた銘柄をいきなり800万円分買ってみたり、次第に滅茶苦茶になっていきました。
そんなんでも十数万のプラスになってたんだから、ある種ビギナーズラックってやつだったんでしょうかね？

更に続けていくと、用語やルールなど次第に覚え始め欲が出てきました。
自分が買ってみたい銘柄がジャスダックだと購入できないし、何をするにおいても20分のディレイが邪魔くさい。

やはりここは実際に自分のお金を賭けてやるしかない！

というわけで、ついに口座を開設することになったのです。

つづく

ついに手を出しちまったか・・・

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2013年5月17日｜ カテゴリー：日記｜ コメント (0)